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日本の映画の特定のセリフだけ変につぼることがある。言い方とかふいんきが俺にドンズバリと刺さるのだ、シンゴジだと、最初の準備中の自衛隊の誰かが言う「彼(か)の戦力が不明な以上、我は全力でやるしかないでしょう!」て、今日の葛城事件では、「なんで生きてかなきゃならないのかよ…」がマイおきにだ。

 

風刺、皮肉っぽいシーンというのは見てるときは笑えて痛快なのだが、ちょっと時間が経って思い返すとムカついてくる、最近。葛城事件、田中麗奈が「あなた、それでも人間ですか!」と言うシーンはめちゃ笑ったが、それは暗に田中麗奈の役の人がめちゃディスられてるからであって、暗に、なのでつまり陰口ではないか、と思うわけ、シンゴジの最初の会議のところもそうだ、帰ってきたヒトラーでは「人々が私を選んだのだ、その私を否定するのならば、選挙などやめたらどうだ?」とはっきり言ってたので、正々堂々としてていいぞ!と思う。言いたいことをそのまま登場人物に言わせるのはダメな映画、とはよく言うが、今の好みは「なんだおら、言いたいことあんなら直接言えや」て感じ、かも。しかしこれは、陰口の陰口であり、その場では一緒に笑うけどあとになって、ああいうのよくないよねー、とか言い出すタイプじゃん